小説の一節っぽい一節を考えた。
テイクアウトした牛丼を食っていると、足の指にピタンという落下を感じた。
ふと目をやると、親指と人差し指の間に、5粒程のご飯粒が付いていた。箸を握りつつ人差し指で、その、汁を吸った茶色い米粒を削ぎ取ると、玉ねぎを咀嚼している口に持っていき、軽く啜った。
以上の一節は、作品に生々しさを与える意図があると思われる。
恐らくは、当時流行であった、自然主義文学を意識してのことだろう。
因みに、「軽く啜った」、のところ、「軽く啜ると、大きな嚔(くさめ)をした」、にしようかなと思ったけど、やめた。

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