機動戦士Gundam GQuuuuuuX最終回の素人感想

最近、機動戦士Gundam GQuuuuuuXを観ました。私はガンダムについて造詣が深いわけではないので、楽しみ度合いも浅いとは思いますが、単純に面白かったです。因みにこれから感想のようなものを書きますが、ネタバレ箇所もあるかと思われます。

最終回は色々と考えさせられました。シュウジって何者だったのか、とか、白いガンダムが何で巨大化したのかとか。何分、ガンダムについてもアニメについても素人なもので、優しい目で読んでもらえたら幸いです。

先ずはシュウジですけども、彼はララァ・スンを殺すことで彼女が絶望することを阻止しようとしていました。「ララァ・スンがガンダムに殺される」ということに執着している点から、彼はファーストガンダム的内容(「ララァ・スンがガンダムに殺される」物語)に執着する存在ともいえるのかなと思いました。

因みに執着という言葉、シュウチャクという読み方の他に、シュウジャクという読み方もあるので、そこからシュウジという名前がきてるんじゃないかとも邪推しました。

そんなシュウジが乗りこんだ白いガンダムが巨大化します。シュウジの存在に基づけば、あの巨大ガンダムは、ファーストガンダムを原理化してそれをガンダム的とみなし、他のガンダム作品をガンダム的か非ガンダム的判断する思考の肥大化したものではないかと思いました。

巨大ガンダムに戦いを挑み、倒したのがジークアクスでした。ジークアクスは最終回において、口のようなものが露わになり、唸りを上げるようになりました。唸りを上げるロボットといえば、個人的に思い付いたのが、鉄人28号、ジャイアントロボ、エヴァンゲリオンです。これらは恐らくどれもスーパーロボットに属しており、リアルロボットとされるガンダムと対比される存在であると思います。

ですから、唸りを上げるガンダムが巨大ガンダムを倒すということは、ファーストガンダムを原理的とする思考からガンダムを解放するという意味があったのではないかと思いました。

つまり、ファーストガンダム的であろうとそうで無かろうとガンダム作品ではガンダム作品であって、今後、様々なガンダム作品が生まれるんだ、生まれていいんだという宣言なのではないかと思いました。

そんな風にああだこうだと思いつつ、一言で単純に面白かったです。使用されている曲もどれも良かったですし。次のガンダムの作品にも期待しちゃいます。

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