豚カツとカレーライス、どうして一緒にしたんだろう。
旨いとは思うし、食べるけど、マリアージュというか、一体渾然して、豚カツともカレーライスとも異なる、それらを越えた、1つの料理になっているような気はしない。
単に、カレーライスに豚カツが乗っかってる見た目であり、味だって、単に、カレーライスと豚カツを一緒に食べている感じである。
恐らく、質的な発展とは異なる方向性から、成立したのだろう。
では何が目指されたか。勢いであろう。
カレーライスと豚カツ、圧倒的なビジュアルとカロリーを誇る2大巨頭を合わせるという、シンプルながらその凄さが直観される、究極の足し算。
質的発展では到底成し得ない、物量による怒涛である。
その物量、その怒涛にこそ、意味があるのだ。
絡繰り見事な掛け算に、力で挑む、足し算の痛快が、そこにはある。

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