無人駅で電車を待っていた。
構内にいるのは、自分一人だけだった。静かだった。凄く静かだった。
ここからは高校も近いから、きっと、学生さんも登下校に使うんだろう。
ここで電車を待つ間に、きっと、色んな人間模様があったんだろう。
たまたま、好きなクラスメイトと2人きりになって、
声を掛けた!やったー!
とか、
声掛けれなかった!えーん!
とか、
親友同士で大盛り上がりで話したりとか、
クラスメイトとたまたま同じ電車に乗ることが切っ掛けで仲良くなったりとか、
恋人同士でイチャイチャしながら花火大会に行ったりとか。
そしてきっと、これからも、そんな場面が、何度もここで繰り返されるんだろう。
新たなドラマを待つかのように、駅は静かだった。
音は無いのに騒がしい、不思議で、気持ちの良い静けさだった。
青春を、勝手に想像して、勝手に感動してたら、電車が来た。

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