三国志で好きな人物、呂蒙

歴史が結構好き。そんなに詳しいわけじゃないけど。

小学生の頃、図書室に、三国志演義の物語を子供にも読めるようにしたタイプの本があって、それを読んでハマったのがきっかけ。

子供でも読めるようなタイプとはいえ、たしか10巻以上あったはずなんだけど、夢中になって、直ぐに全巻読み終えた記憶がある。

それまでは、本を読むことを楽しいと思ったことなんて無かったのに。

そんな三国志、物凄く色んな人物が登場してくる。

曹操、劉備、孫権、諸葛亮、司馬懿、陸遜、関羽、張遼、甘寧、太史慈、呂布、董卓、等等、個性豊かな人物が沢山出てくる。

どの登場人物も魅力的だけど、特に好きなのは、呂蒙。

呂蒙は、三国のうち、呉の孫権に使える武将で、司令官として働いた人物。

元々は、武芸一辺倒の、ザ・武人っ感じの人だったらしいんだけど、上司の孫権に兵法とかも学ぶように言われて、猛勉強して、大軍を指揮するまでに成長した立派な人。

同僚が、成長後の立派な呂蒙を見て、

「昔の、無学な呂蒙から見違えたな!」

みたいなことを言ってきたのに対して、

「人は3日も会わなかったら、ちゃんと見た方がいいぜ、変わってるから。」

みたいに返答したらしく、

この両方が、故事になってる。

そんな呂蒙が大活躍するのが、赤壁の戦い後、魏呉蜀が相並び立った時代。

それまで呂蒙が仕える呉は、蜀という国と同盟を組んで、大国である魏と戦う方針が取られていたんだけど、

蜀って国は、段々と領土拡大をしていき、呉の領土を脅かすところまでやって来てしまった。

そこで、呂蒙は、それまでの同盟の方針を180度転回させて、戦うことにした。

先ずここが凄い。ずっと続いてきた国の方針を大きく変更するという決断に、トップである孫権に踏み切らせたのが。

そして、蜀と戦うことになるんだけど、呉との国境辺りを任せられているのが、関羽という歴戦の大ベテラン。

蜀のトップである劉備の義理の弟で、腕っぷしの強さは三国志内屈指で、魏の国のトップである曹操も惚れ込んじゃう程の大人物。人柄も優れてて、三国志好きにもファンが多め。何なら、神様としてガチで祀られてるレベル。

髭がチャームポイント。

この関羽は、呂蒙に対して警戒してたんだけど、呂蒙の方はその心理を利用して、仮病使って引っ込んじゃって、若手にバトンタッチ。

それを知った関羽は油断してしまって、警戒を緩めてしまう。

ここも凄い。三国志屈指の大ベテランをも欺いてしまう。

呂蒙はそれに乗じて奇襲を行い大成功。勝ちまくって、最終的には大物関羽を生け捕りにして、後に処刑して、しかも、彼が守っていた領土を呉の勢力下に入れてしまった。

ここも凄い。本当に凄い。何が凄いって、それまでの、蜀のイケイケドンドンな勢いを完全にストップさせて、諸葛亮っていうビッグネームの構想していたことを、打ち砕いたってこと。

しかも、この関羽の死が、劉備やその義理の弟の張飛までも死に追いやる間接的な原因になるし、領土を奪われたことで、蜀の国力は大きく失われていくことになるしで、三国志の勢力図を大きく変えることになったってこと。

三国志は、物語としては、劉備を主人公にしていて、関羽や張飛も諸葛亮もメインキャラなわけであるから、呂蒙は、そのメインキャラ4人に対して、1人で大打撃を与えたことになる。

そのせいなのか、こんなにもインパクトのあることをやってのけた大人物なのに、呂蒙ってそんなに目立たない。

もっともっと人気になっていい人物だと思う。イチオシ。

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